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月はどう誕生したのか?月の起源の有力な仮説全部まとめました。【これを見ればあなたも月マスター】

今回は月の起源(誕生)を紹介します。

 

その前に月って知っていますか?

 

 夕焼けと木と満月

 

 

そうです。moon、lunaの夜になると現れる空の月です。

 

じゃあ月がどうやって誕生したのか?いつできたのか?

 

なぜできたのか?月の起源を知っていますか?

 

僕は、知らないです。

 

知らないというよりは、まだ月の起源の答えが分からないです。

 

月は不思議な存在で

 

月の起源にまつわる仮説は、色々あるのですが

 

これといった答えはまだ出ていないそうです。

 

少し話を変えます。

 

月は星とも呼ばれますがこの星には、3つの種類があります。

 

  • 恒星
  • 惑星
  • 衛星

です。

 

自ら発光しているものが恒星です。

 

恒星は、ガスで構成されていて核融合反応を繰り返し行い

 

この時に生じるエネルギーが、光や熱となり放出されています。

 

恒星の例は、太陽です。

 

他には、夜空を見上げた時に光って見える星はほとんど恒星です。

 

 

今説明した、恒星の周りを公転していて球形の星が惑星です。

 

太陽系には水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星

 

の八個の星があります。

 

1930年に発見された冥王星という星も外惑星の1つと考えられていましたが

 

2006年に大きさ、軌道が惑星の基準に合っていない事から惑星から外され

 

準惑星となりました。

 

 

衛星は惑星、準惑星、小惑星の周りを公転する星の事です。

 

木星や土星の衛星は60個以上存在するそうです。

 

月がこの衛星の部類に入り地球の衛星です。

 

 

そんな、月の起源の真実は分かりませんがいくつか紹介します。

 

中には都市伝説チックな説もありますが

 

結構、的を得ています。

 

では、月の謎を少しでも解き明かしていきます。

 

 

 

 

月とは何か?

 

(つき、MondLuneMoonLuna ルーナ)は、地球の唯一の衛星である。太陽系の衛星中で5番目に大きい。地球から見て太陽に次いで明るい[4]

古くは太陽に対して太陰とも、また日輪( = 太陽)に対して月輪(がちりん)とも言った。

月 - Wikipediaより

 

Wikipedia様も月は、地球の唯一の衛星と仰っています。

 

地球には月しかいなく、月には地球しかいないのです。

 

月と地球は奇跡のゴールデンコンビです。

 

何十個も衛星がある惑星があるのに

 

地球には衛星が月1つしかありません。

 

不思議です。

 

月は不思議な存在なのです。

 

月の起源(月の誕生)

 

月のでき方、月の起源、誕生についてまだ謎だらけです。

 

こんなにも近くにあって、地球から一番近い天体なのに

 

どうして誕生したのか分かっていません。

 

世界の天才と言われる科学者たちが何十年、何百年と研究をしているのに。

 

しかし、一応核心に迫ってはいないですが色々な説がありますので

 

いくつか紹介します。

 

 

親子説(分裂説)

月親子説のイメージ

1879年、ジョージ・ハワード・ダーウィンが唱えた説。

 

恐らく、ダーウィンと聞いて真っ先に思いつくのは

 

進化論で有名なチャールズ・ロバート・ダーウィンですが

 

その息子がジョージ・ハワード・ダーウィンです。

 

親子そろって、社会に貢献して歴史に名を刻んでるのは凄いですね。

 

この分裂説は、大昔に地球が高速回転していて

 

その勢い、反動、つまり遠心力によって地球のマントルが

 

分裂して、その分裂したもの(月)が地球の周りを回り始めたという説です。

 

簡単に言うと、地球が速く回転していたらちぎれてしまって

 

そのちぎれたものが月という事です。

 

しかし、分裂説には問題点があります。

 

どうやって地球が分裂するほどの高速回転をしたのかが分からないし

 

それほどの速さに回転するとは考えにくいという事です。

 

そして、月の物質、成分が地球のマントルの成分と異なる点があるという事です。

 

兄弟説(共成説、双子説)

兄弟説のイメージ


 

 

地球は、原始太陽系星雲のガスと塵が集まってできたと言われていますが

 

同時期に地球と同じようにガスと塵が集まってできたという説です。

 

同じ素材で同時に地球と同じように作られたという事です。

 

この説の問題点は、月の密度は地球の密度より少ないという事と

 

地球と比べて月は鉄の量が少ないことです。

 

ちなみに月の平均密度は3.34 g/cm³、地球の平均密度は5.51 g/cm³

 

全然違います。

 

兄弟説は、あまり有力な説ではないですね。

 

他人説(捕獲説)

 

月他人説(捕獲説)のイメージ

 

地球と月がそれぞれ違う場所(無関係)で形成され

 

月が地球の近くをたまたま通りがかった時に何かが起きて(地球の引力)

 

現在の地球と月の関係が出来上がったというのが捕獲説です。

 

地球の引力によって、月が捕獲されたという事です。

 

月を引き寄せて捕獲するなんてどれだけの力がいるんでしょうね。

 

捕獲説には問題があり

 

1つ目は、月という大きな天体を捕獲するにはとても大きなエネルギーが

 

必要で物理的に難しいという問題。

 

2つ目は、もし1つ目の問題を突破して引き寄せたとしたら

 

そのまま月にぶつかってしまう。

 

都合良く月はブレーキがかかり地球の衛星になっている

 

3つ目は、月が地球と別の場所でつくられた割には似ている部分がある。

 

月と地球の酸素同位体比が同じという点が不思議で説明ができないそうです。

 

ジャイアントインパクト説(巨大衝突説)

 

巨大衝突説は有力な説の1つです。

 

火星サイズの天体が原始地球に高速で衝突し

 

その衝撃で飛び散った物質が地球の周囲に円盤を形成し

 

その円盤が集まってできたものが月という説です。

 

地球に衝突した火星サイズの天体は、テイア(Theia)という

 

名が付けられています。

 

一回ぶつかって月ができる確率はとても低く

 

複数回火星サイズの原始惑星が衝突して月が形成したと言われています。

 

衝突してから月が出来上がるまでにかかった時間をスーパーコンピューター

 

で計算したところ1ヶ月程度という結果が出たそうです。

 

天文学的な話の中に1ヶ月という短い期間が出てくるのは

 

少し違和感があります。

 

この説は有力なのですが問題があります。

 

この説が本当だった場合、月の成分の2割が地球の成分で

 

残りの8割が衝突した火星サイズの天体(テイア)の成分となるはず。

 

しかし、月と地球の成分(同位体)などがほぼ一致しているので矛盾が生まれてしまう。

 

この説の矛盾を説明するために次の複数衝突説が唱えられました。

 

複数衝突説

 複数衝突説は、巨大衝突説の月と地球の成分が一致している部分の

 

問題を解決することができます。

 

複数衝突説は、火星サイズの惑星(ティア)ではなくそれより小さい

 

微惑星の小規模な衝突が20回程起きて、その残骸が小衛星を作り

 

その小衛星がいくつも合わさって出来上がった衛星が月という説です。

 

単体で衝突するより複数回衝突する方が地球から多くの物質を散乱

 

させる事ができるので月の成分に矛盾が生じません。

 

原始地球と火星より小さい微惑星を

 

複数回衝突させるコンピュータシミュレーションでは月を形成したそうです。

 

まだ、確定はしていませんが複数衝突説が正解なんじゃないですかね。

 

いや、月はトリッキーだから複数衝突説が平気で覆される可能性もあります。

 

 

月人工天体説(月人工物説、月人工衛星説)

 

月にいる宇宙人

 

月には宇宙人がいて、月は宇宙人が作ったという説です。

 

www.thebestbloginjapan.com

 

 

 でたらめ、都市伝説の様な説ですが

 

意外にも、これまでの説にもあった矛盾は少なく有力な説の仲間入りをしています。

 

一昔前、月の中には空洞があるという噂がありましたが

 

月=空洞というだけでも若干都市伝説扱いを受けていました。

 

しかし、日本の月周回衛星「かぐや」によって

 

月には空洞があるという事が判明しました。

 

だんだんと、色々な実験によって月人工天体説に近づいてきているのです。

 

月がどうやってできたか色々な説がありますが

 

僕は複数衝突説と月人工天体説の株が高いです。

 

 まとめ

 

月の起源(誕生)の仮説をいくつか挙げました。

 

  • 親子説(分裂説)
  • 兄弟説(共成説、双子説)
  • 他人説(捕獲説)
  • ジャイアントインパクト説(巨大衝突説)
  • 複数衝突説
  • 月人工天体説(月人工物説、月人工衛星説)

 

この他にも仮説はあると思いますが、有名な説はこの6つです。

 

親子説、兄弟説、他人説、巨大衝突説は矛盾が指摘されているので

 

恐らく真実ではないです。

 

複数衝突説か月人工天体説が生き残りです。

 

宇宙に現実的、常識を持ち出すのはナンセンスかもしれませんが

 

人間的に考えると複数衝突説が現実的で有力です。

 

月人工天体説も十分あり得ますが

 

月人工天体説が証明されるにはまず

 

地球外生命(宇宙人)が証明されないといけません。

 

 

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フェルミのパラドックスに対する答えを読めば分かりますが

 

宇宙人は、ほぼ確実にいる。って事になります。

 

しかし、まだ宇宙人は都市伝説の部類なので

 

月の起源(誕生)の真理に一番近いのは複数衝突説と感じています。

 

月人工天体説は、正直ぶっ飛んでいる話なので

 

もし月の起源だったとしたら世界がひっくり返ります。

 

月の起源(誕生)が解明されれば

 

どんな答えでも世界は驚きに包まれるでしょう。

 

それだけ、月は謎で不思議な存在。