この世の仕組み!? ゼロサム(ゼロ和)ゲーム FX、株、仮想通貨、ギャンブルでよく使われるゼロサムゲームとは(誰でもわかるように説明します。)
今回は、【ゼロサム(ゼロ和)ゲームとは?】について書いていこうと思います。
投資をやっている人なら一回は、ゼロサム(ゼロ和)ゲームと聞いたことがあると思います。
というか意味も知っているのではないでしょうか。
ですが、「初耳」、「聞いたことあるけど意味が分からない」、「曖昧」
こんな人たちもいると思います。
できるだけ多くの人に分かりやすいように例もあげています!
ゼロサム(ゼロ和)ゲームとは
ゼロサム(ゼロ和)ゲームの意味
ゼロサムゲームとは、ゲーム理論と呼ばれる経済理論です。参加者の得点と失点の総和(サム)がゼロになるゲームを指します。
この説明では、ゼロサム(ゼロ和)ゲームの意味が分かりにくいと思うので
オセロ、投資、ギャンブルなどの例を用いて解説します。
例1:オセロ、リバーシ
オセロ、リバーシは、自分の石で相手の石をはさんだら自分の石になり最終的にどちらの石の数が多いかを競うゲームですよね。
相手の石二つを自分の石に変えたら石がプラス2され相手は、マイナス2です。
逆に相手に自分の石を1つ奪われたら自分はマイナス1で相手は、プラス1です。
こうやってどちらかが必ず得をして、どちらかが必ず損をします。
最後に1でもプラスだったら勝ちです(相手はマイナス1)です。
なのでオセロ、リバーシはゼロサム(ゼロ和)ゲームといえますね。
例2:FX(外国為替証拠金取引)
FX(外国為替証拠金取引)とは、異なる2つの通貨を売買することです。
1ドルを90円で買って1ドルが100円になったときに売れば、100-90で10円の利益が出ましたよね。
こういった取引がFXです。(これと逆のことが起こった場合、10円の損をします。)
FXは、ご存知の方が多いと思います。
片方の通貨の価値が上がればもう片方の通貨は、価値が下がります。
保有している通貨の価値が上がり得する人がいたら、逆にもう片方の通貨を持っている人は損をするのです。
こうしてプラスマイナス0になるのでゼロサム(ゼロ和)ゲームですね。
FXなどの投資良く儲けている話も聞きますがあれは生存バイアスであり
儲けている人の裏には損をしている人たちもたくさんいるのです。
例3:競艇、競輪、競馬などなどギャンブル全般
競艇、競輪、競馬は、オッズがありますよね。
オッズというのは、予想が的中した時の倍率ですね。オッズが2倍のものに1000円賭けて当たったら2000円の払い戻しがされるということです。
オッズが低いものは人気で高いものは、不人気ということですね。
オッズが低い理由は、的中した場合それに賭けている人(得する人)が多く、他のものにかけている人(予想外して損する人)が少ないのでもらえる金額が少ないというわけです。
オッズが高い理由は、的中した場合それに賭けている人が(得する人)が少なく、他のものにかけている人(予想外して損する人)が多いのでそれだけもらえる金額が多いというわけです。
得した人たちの金額のと損した人たちの金額の合計がゼロになります。
したがってゼロサム(ゼロ和)ゲームです。
まとめ
どちらかが勝ち(得)、どちらかが負ける(損)ゲーム、取引などは、ほとんどゼロサム(ゼロ和)ゲームではないでしょうか。
誰もが得するもの、誰もが損するものは、ゼロサム(ゼロ和)ゲームではないです。
損と得の合計が0だったらゼロサムということです。
僕は、お金が関わるものは、ほとんど半ゼロサム(ゼロ和)ゲームだと思っています。
100の価値があるものを100の価値で買う。
食べ物だって、服だって、家電だって、本だって、塾だって、スポーツの試合だって、バス、タクシー、電車、飛行機だって、アーティストのライブだって、このブログだって存在するものすべてに価値がつけられて
あなたの持っているお金や時間を使って、食べたり、着たり、使ったり、読んだり、学んだり、乗ったり、聞いたりしますよね。
だから半分ゼロサム(ゼロ和)ゲームで半分WINーWINなゲームじゃないでしょうか?
この世の仕組みは、ゼロサムゲームかもしれませんね。
あなたは、どう思いますか?
コメント欄であなたの意見も聞きたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。